お茶の知識 2025/08/06

自然農法と伝統製法で蘇る、クラシックな台湾茶の風味「澄甘涼喉(のどを潤す澄み切った甘さ)」

台湾茶のトップブランドである王德傳は「ていねいに味わう価値のある優れた茶には、土地の風土と文化の記憶が息づいている」と考えています。その思いから、伝統的な台湾ウーロン茶の「のどを潤す澄み切った甘さ」の味わいを蘇らせた安尚シリーズを開発いたしました。

 

王德傳の五代目伝承人の王俊欽氏はこう語ります。

「祖父は『味が澄んでいて、しっかりとした甘みがある茶』こそ、美味しい茶だと教えてくれました。」

 

「澄甘(甘み)」 … 中度発酵によって生まれる澄んだ甘みの広がり

「涼喉(のどを潤す)」 … 中度焙煎を経た茶が喉を通った後に感じるすがすがしい甘み

 

これは、伝統的な台湾ウーロン茶製法が生み出す特徴であり、安尚シリーズが目指す味わいです。

 

さらに、安尚シリーズは中発酵・中焙煎の伝統製法を再現するだけでなく、農薬や化学肥料を使わない自然農法の茶葉にこだわりました。

 

甘みのある新芽と香り豊かな若い茶葉を厳選し、ていねいに仕上げることで、茶葉本来の風味を最大限に引き出しました。さらに、低温の炭火でじっくり焙煎することで、茶のふくよかな甘みとコクを表現しました。

 

また、茶葉の形状はふんわりとした伝統的な半球型に仕上げられ、長期熟成にも適しています。